最終確認 2026年6月17日 · 約12分で読めます
結論
レジの前でアリペイが使えない時は、VPNを完全に切って3秒待ち、もう一度スキャンしてください。それでも払えなければ、あれこれ設定をいじる前に、カードを切り替えるかチェッカーを使いましょう。
- 最初にやること: VPNのアプリを開いて完全に切断し、3秒待ってからQRコードをもう一度スキャン。
- それでもスキャンできない: 設定を手当たり次第に変える前に、アリペイのスキャンチェッカーを。QR、カード、実名認証のトラブルを順に確認できます。
- 決済拒否・card not supported: アリペイの中で予備のカードに切り替える。列を離れたら、カード会社に電話して中国での決済を許可してもらう。
- 最後の逃げ道: 今回は現金で払う。300〜500元を持ち歩き、中国銀行か中国工商銀行(ICBC)のATMで引き出す。
今まさにレジの前ですか? VPNを完全にオフにして3秒待ち、もう一度スキャンしてください。それでも払えなければアリペイのスキャン不具合チェッカーを使う →。最初から設定し直したいなら支払いガイドへ →
アリペイで支払いできない、レジの前で固まった時
スマホを出したのにアリペイ(Alipay/支付宝)が使えない。QRの画面には中国語のエラー、後ろには3人並んでいる。まず深呼吸してください。原因はほぼ3つのどれかで、どれも2分以内に直せます。
このページは設定ガイドではありません。「急に動かなくなって、今ここに立っている」人のためのページです。上から順に試してください。たいていの人は2つ目までで解決します。
まずVPNを切る:アリペイが使えない原因の7割はこれ

最初の対処法が最初にある理由があります。中国でアリペイが使えないケースの約7割は、VPNがつながったままなのが原因です。
アリペイ、ウィーチャットペイ、DiDi(滴滴)など、中国の決済まわりのアプリはどれもVPNの接続を検知して、取引を止めます。不具合ではなく、わざとそうしています。
やることはこれだけです。
- VPNのアプリを開く
- 完全に切断する(「一時停止」ではなく、切断)
- 3秒待つ
- アリペイに戻って、もう一度スキャンする
支払いが通ったら、それで終わりです。VPNは払ったあとにまたオンにしてください。
(旅行中、少なくとも2回はこれを忘れます。みんなそうです。このページをブックマークしておいてください。)
「merchant code」エラー:QRコードを出し直してもらう
スキャンしてアリペイは開いたのに、お店(merchant)や支払い方法についてのエラーが出た場合です。
何が起きているか: お店のQRコードの期限が切れているか、あなたが登録したカードの種類がそのお店の受け付けるものと合っていません。
直し方:
- QRコードを出し直してもらう。「可以再扫一次吗?(もう一度スキャンしていいですか?)」と言うか、コードを指さして「更新して」と身振りで伝えれば通じます
- また同じエラーなら、アリペイを完全に終了し(最小化ではなく、スワイプして閉じる)、開き直してもう一度スキャン
- それでもダメなら、アリペイの中で支払い方法を切り替える。支払い画面の下にあるカードの選択欄をタップして、別の登録カードを選びます
- 小さなお店には、アリペイは使えずウィーチャットペイだけ、というところもあります。「微信可以吗?(WeChatでいいですか?)」と聞いて、設定済みならウィーチャットペイに切り替えてください
「card not supported」・決済拒否:原因はカード会社です
スキャンは通ったのに、declined(拒否)、failed(失敗)、「カードがサポートされていません(card not supported)」と出た。これはアリペイではなく、あなたのカード会社からの返事です。
なぜ起きるか: 海外の銀行やカード会社の多くは、中国からの決済を不正利用の疑いがあるものとして自動で止めます。カード会社が支払いをブロックして、あなたには知らせていないだけです。アリペイにクレジットカードを登録できない時も、原因はたいていこれです。
今すぐの直し方:
- アリペイの中で別のカードに切り替える。スキャン画面の下の支払い方法をタップして、予備のカードを選びます(どのガイドも「到着前にカードを2枚登録しておけ」と言うのはこのためです)
- カードが1枚しかないなら、今回は現金で。「可以用现金吗?(現金でもいいですか?)」と言えば伝わります
- 列を離れたら、カード会社に電話して中国での決済を許可してもらう。電話にはVPNをオンにして、WhatsAppやSkype、カード会社のアプリを使ってください
次に備えて: 旅行前にカード会社へ電話して、中国に行くと伝えておきましょう。オンラインの会員ページで海外渡航の届け出を自分でできるところもあります。中国のアリペイでは、VisaのほうがMastercardより問題が起きにくいです。
ちなみに「アリペイ チャージできない」で探している人へ。このページは、アリペイに海外のクレジットカードを登録して、そのカードから支払う使い方を前提にしています。
実名認証が終わらない・登録できない:日本人など外国人がはまるループ
これは本当にイライラします。アリペイに本人確認を求められ、パスポートの写真と自撮りを送ったのに……何も起きない。また同じことを聞かれる。あるいは「verification pending(審査中)」のまま動かない。
何が起きているか: 外国人向けのアリペイの実名認証は完璧ではありません。ループするのは、たいていアプリが確認の途中で止まってしまったからです。ネットワークの不調、キャッシュの問題、あるいはパスポートの写真と自撮りを照合できなかった、のどれかです。
直し方:
- アリペイを完全に終了する
- アプリのキャッシュを消す(Androidは「設定 → アプリ → Alipay → キャッシュを削除」、iPhoneはアプリを削除して入れ直す)
- モバイルデータだったならWi-Fiに、Wi-Fiだったならモバイルデータに切り替える。回線が変わると認証サーバーの反応が変わることがあります
- アリペイを開き直して、もう一度認証する
- パスポートの写真は、はっきり、明るく、ページの四隅がすべて写るように
- 自撮りはサングラスと帽子を外し、カメラに正面から向いて、光がむらにならない場所で
3回やってもループするなら、24時間待ってから再挑戦してください。アリペイは新しい外国人ユーザーの認証回数を制限することがあります。(ええ、腹が立ちます。そして、もっと早い裏ワザはありません。)
手数料や支払い上限に引っかかった時
海外のカードで払う場合、アリペイには1回200元という目安のラインがあり、それを超えると3%の手数料がかかります。手数料は痛いですが、たいてい支払い自体は止まりません。厄介なのは1回あたりの上限のほうです。実名認証のあとなら最大5,000米ドルまで上がることがありますが、それでもカード、カード会社、そしてその日アリペイがあなたのアカウントをどう見ているかで変わります。歯科治療、ホテル、家電のような高い買い物をすると、何の警告もなくどれかの上限を超えてしまうことがあります。
直し方:
- 支払いを2回以上に分ける。お店に金額を分けてもらうよう頼みます
- 分けられないなら、現金で払うか、海外のクレジットカードを直接使えるか聞く(大きめのお店やクリニックには使えるところもあります)
- 普段の買い物なら、200元のラインは1回ごとの話で、上限ではありません。超えても3%の手数料付きでたいてい通ります。支払いが止められたなら、原因は手数料のラインより、カード会社か本人確認のほうが疑わしいです
何をしても使えない時の逃げ道
ここまで全部試したのに、アリペイがまったく動かない。それでも詰んではいません。少しだけ、QRコードの外の世界に出ればいいだけです。
現金はどこでも受け付けてもらえます。 中国の法律で、お店は現金(人民元)を受け付けなければなりません。常に300〜500元を持っておきましょう。引き出すなら中国銀行か中国工商銀行(ICBC)のATMで。海外のVisaとMastercardを安定して扱えます。「可以用现金吗?」と言って、お札を渡せば済みます。
ホテルに頼む。 ホテルのフロントが代わりに払ってくれて、あとで現金か海外のカードで返す、という形にしてくれることがあります。実際にこれをやる人はいます。恥ずかしがらずに聞いてください。フロントは前にも見たことがあります。
ウィーチャットペイを予備に。 アリペイがダメでもウィーチャットペイが動くなら、切り替えましょう。外国人には設定が難しいほうですが、すでにカードを登録済みなら、同じQRコードの仕組みで払えます。
タッチ決済も広がっています。 深圳では、VisaやMastercardのタッチ決済に対応した端末が増えています(タッチ決済のマークを探してください)。地下鉄の改札、一部のコンビニ、チェーンのレストランなど。まだどこでもではありませんが、増えています。カードをApple PayかGoogle Payに入れているなら、試す価値があります。
お店がアリペイを受け付けない時、深圳での実際の動き方
まず、誰の問題なのかを見きわめます。前に並んでいる人を見てください。ほかの3人がスマホで普通に払えたなら、問題はお店の端末ではなく、あなたのアカウントです。カウンターで誰もスキャンしていないなら、お店の端末が落ちているので、粘っても無駄です。(コンビニの店員が次の人を手招きして、黙って機械をリセットしていたら、それが合図です。)
覚えておく一言はこれです。我可以付现金吗?(ウォー・カーイー・フー・シエンジン・マ?/Wǒ kěyǐ fù xiànjīn ma?――「現金で払えますか?」)。スマホの画面を見せ、財布を指さし、お札を渡します。英語で事情を説明しようとしないでください。深圳のレジでは法律上どこでも現金が使えます。店員が少し面倒そうな顔をしても、です。
フードコートや、ファミリーマート、セブン-イレブンのようなチェーンなら、粘るより同じものを売っている3軒先のお店に移るほうが早いです。福田やCOCO Park周辺のコンビニの店員は、外国人とのこのやり取りを100回はこなしています。何も言わずに現金を受け取ってくれますし、場合によっては手動で海外のVisaのタッチ決済に切り替えてくれます。レジの前でウィーチャットペイを設定しようとはしないでください。切り替えるのは、旅行前に登録済みの場合だけです。
誰も教えてくれない最後の頼みの綱は、ホテルのフロントです。JinJiangやAtourのようなチェーンホテルは、黙って代わりに払って、あとで返す形にしてくれます。まずアリペイのスキャンチェッカーでよくある原因をつぶし、ATMの場所は支払いガイドの現金の章を見てください。
次に同じ目に遭わないために
この3つの習慣で、アリペイのトラブルの9割は起きる前に防げます。
- 旅行前にカードを2枚登録しておく。 VisaとMastercard、または別々の会社のVisaを2枚。1枚がブロックされても、予備がすぐ使えます。
- 出発前にカード会社へ電話する。 中国に行くと伝え、中国のお店での決済を許可してもらいます。2分の電話で、レジの前で「なぜカードが拒否されたのか」と立ち尽くさずに済みます。
- VPNの切り替えを体に覚えさせる。 決済アプリの前にVPNをオフ、払ったらオン。3秒で済み、一番多い失敗を防げます。
関連ガイド
- 深圳での支払い方法 — アリペイとウィーチャットペイを、ゼロからQR決済できるまで設定するガイド
- アリペイのスキャン不具合チェッカー — QRコードが通らず、後ろで人が待っている時に
- 困った時の対処法 — VPNが切れた、Googleマップが使えない、パスポートをなくした。それ以外のトラブル全般の非常用マニュアル
- 到着チェックリスト — 今日が初日で何もかも混乱しているなら、ここから一つずつ
よくある質問
アリペイが使えないのはなぜ?
ほとんどの場合、VPNがオンのままです。中国の決済アプリはVPNの接続を検知して、わざと支払いを止めます。VPNを完全に切り、3秒待ってからもう一度スキャンしてください。中国でアリペイが使えないケースの約7割はこれで直ります。
アリペイで支払いできない時、何から試せばいい?
順番に試してください。まずVPNを完全にオフ、次にお店にQRコードを出し直してもらう、それでもダメならアリペイの中で別のカードに切り替えます。全部だめなら今回は現金で払い、アカウントの問題は列を離れてから片付けましょう。
日本人がアリペイを使えないことはある?
日本人だから使えない、ということではありません。日本人を含む外国人がつまずくのは、たいていVPNがオンのまま、日本のカード会社が中国での決済をブロックしている、実名認証が終わらない、のどれかです。このページの順番で一つずつ確認してください。
アリペイに登録できない時はどうする?
海外のクレジットカードを登録できない場合、原因はほぼカード会社です。海外の銀行やカード会社の多くは中国での決済を初期設定でブロックしていて、アリペイ側には一般的なエラーしか出ません。出発前にカード会社に電話して海外利用を有効にし、それでも弾かれたら別のカードを試してください。外国人ユーザーの場合、VisaのほうがMastercardより登録しやすい傾向があります。
アリペイで「card not supported」や決済拒否が出るのはなぜ?
ほぼ確実に、アリペイではなくカード会社の問題です。多くの海外のカード会社は中国での決済を不正利用と判断し、何の通知もなくブロックします。アリペイの中で予備のカードに切り替え、あとでカード会社に電話して中国での決済を許可してもらってください。アリペイではVisaのほうがMastercardより問題が少なめです。
アリペイの実名認証が終わらない時は?
実名認証では、パスポートの写真と自撮りを送り、アリペイがその2枚を照合します。「verification pending(審査中)」で止まったら、アプリを完全に終了し、Wi-Fiとモバイルデータを切り替え、パスポートの四隅まで写ったはっきりした写真で送り直してください。3回失敗したら24時間待ちます。アリペイは新しい外国人アカウントの認証回数を制限しています。
アリペイの手数料はいくら?
海外のカードで払う場合、1回200元までは手数料がかかりません。200元を超えると、その支払いに3%の手数料がかかります。手数料がかかっても支払い自体はたいてい通ります。止められた場合の原因は、手数料のラインより、カード会社か本人確認のほうが疑わしいです。
アリペイの「merchant code」エラーとは?
お店のQRコードの期限が切れているか、あなたの支払い方法がそのお店の受け付けるものと合っていないのが普通です。QRコードを出し直してもらってください。それでも同じエラーが出たら、アリペイを完全に終了して開き直し、もう一度スキャンして、別の登録カードに切り替えてみてください。
中国でアリペイを使う時、VPNは切るべき?
はい、切ってください。アリペイは中国の普通のインターネットで動くので、VPNは要りません。VPNがオンのままなのが、アリペイが使えない一番の原因です。アリペイ、ウィーチャットペイ(WeChat Pay)など中国の決済アプリを開く前に、VPNをオフにしてください。
アリペイがまったく使えない時、ウィーチャットペイと現金のどちらに切り替える?
その場では現金のほうが確実です。中国のお店は法律で現金を受け付けなければならないので、常に300〜500元を持っておいてください。ウィーチャットペイに切り替えるのは、旅行前にもう設定してある場合だけ。レジの前で一から設定してもうまくいきません。現金が尽きたら、中国銀行か中国工商銀行(ICBC)のATMが一番頼れます。
深圳でお店がアリペイを受け付けてくれない時は?
まず周りを見てください。ほかの人が普通に会計できているなら、問題はお店の端末ではなくあなたのアカウントです。「我可以付现金吗?(現金で払えますか?)」と言って現金で払うか、同じものを売っている3軒先のお店に移りましょう。どうにもならない時、本当の頼みの綱はホテルのフロントです。
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2026年6月17日
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2026年10月15日
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2026年10月15日
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