最終確認 2026年6月17日 · 約11分で読めます
結論
中国旅行のアプリで大事なのは、アリペイ、高徳地図(Amap)、DiDi International、ちゃんと動くVPNの4つです。中国本土に入ってからだとダウンロードがずっと難しくなるので、国境を越える前に4つともインストールしてログインまで済ませてください。
- 必須のアプリ: アリペイ、高徳地図、DiDi International、VPN。支払い、ナビ、配車、ネット接続に最低限この4つが必要です。
- 入れるタイミング: 日本のネット環境でダウンロードしてログインまで。中国に入ると、Google Play、多くのアプリの公式サイト、App Storeの一部の検索結果にたどり着きにくくなります。
- 中国で使えないアプリ: Google、WhatsApp、Instagram、YouTubeは中国ではブロックされています。使えるのは日本で試しておいたVPN越しだけです。
- 地図アプリ: 深圳のナビ、地下鉄のルート検索、住所の正確さは、Googleマップではなく高徳地図に任せましょう。
- あると便利: WeChatはメッセージやミニプログラムに便利ですが、初めての旅行者の多くにとって急ぎで必要なのはアリペイのほうです。
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中国旅行アプリは、出発前の4つで決まります
中国旅行のアプリで本当に大事なのは4つだけです。アリペイ、ちゃんと動くVPN、高徳地図(Amap)、DiDi International。深圳に行く前にスマホの準備をひとつだけするなら、普段のネットが使えるうちに、この4つをインストールしてログインまで済ませてください。
ホテルのWiFiでやればいい、とは思わないでください。中国に入ってしまうと:
- Google Playがブロックされています(Androidの人)
- 中国のIPアドレスだと、App Storeでアプリが制限されることがあります
- 中国のアカウントだと、App Storeの検索結果が変わります
- アプリの公式サイトの多くが開けません
入れる順番にも理由があります。1番目はアリペイ。これが財布です。2番目はVPN。いつものネットを使い続けるための命綱です。3番目は高徳地図。Googleマップは自信満々に道路の反対側へ案内してきます。4番目はDiDi。「タクシーなんて手を挙げれば止まるでしょ」と思っていると、福田口岸(フーティエン)の前で運転手と翻訳アプリ越しに交渉することになります。
(中国のホスト、ホテル、友人から「WeChatを追加して」と言われているなら、WeChatも入れておきましょう。便利です。ただ、お腹が空いた、道に迷った、支払いができない、という場面で助けてくれるアプリではありません。)
中国で使えるアプリ:必須の4つ
🔴 アリペイ(支付宝)— 中国の決済アプリ
理由: 深圳はほぼキャッシュレスです。食事もタクシーも、何をするにもアリペイを使います。
日本で済ませておくこと:
- ダウンロード → 日本の電話番号で登録 → 日本のクレジットカードを追加 → 本人確認を完了
日本でやれば10分ほどです。中国に入ってから何かでつまずくと、きちんと直すのはかなり大変です。
🔴 VPNアプリ — いつものネットを使うために
理由: Google、WhatsApp、Instagram、YouTubeは、国境を越えた瞬間にすべてブロックされます。
日本で済ませておくこと: VPNをダウンロードしてログインし、動くか試してください(Googleが開ければOK)。使うならAstrillかExpressVPNです。
⚠️ 重要: アリペイやWeChat Payで支払うときは、VPNをオフにしてください。オンのままだと支払いに失敗します。
🔴 高徳地図(Amap・高德地图)— ナビ
理由: 中国では、Googleマップは現地のナビとして当てになりません。基本は高徳地図にしましょう。住所が新しく、リアルタイムの渋滞情報や公共交通のルート検索も使えます。
- App StoreとGoogle Playにあります
- 設定で言語を英語に切り替えます(完璧ではありませんが、使えます)
- ホテルの住所と最寄りの地下鉄の出口を中国語で、アプリ以外の場所にも保存しておきましょう
ほかの選択肢: 百度地図(Baidu Maps、中国語のみ)、Appleマップ(使えますが情報は少なめ)
🔴 DiDi International(滴滴出行)— 中国の配車アプリ
理由: 地下鉄だけでは足りないときに使うタクシーアプリです。英語で操作でき、運転手には行き先が中国語で届くので、道端での当てずっぽうなやりとりがなくなります。
日本で済ませておくこと: 登録して、カードを追加するかアリペイと連携し、SMS認証のために電話番号を受信できる状態にしておきます。
⚠️ 最初の何回かの乗車で、DiDiからSMS認証を求められることがあります。日本の番号が海外で使えるならそれで。使えないなら、最初の1回はWiFiのある場所から、気長に呼んでください。
DiDiと高徳地図については、深圳の移動ガイドでさらに詳しく書いています。どの地下鉄の路線が大事か、改札で実際にどう払うかもそちらで。
4つの次に入れておきたいアプリ
🟡 WeChat(微信)— メッセージ
理由: 中国の知り合いは、ほぼ確実にWeChatを使っています。ホテルやレストラン、深圳で出会った人から、場所や予約の詳細がWeChatで送られてくることもあります。
設定: 日本の電話番号で登録します。深圳で会う予定の人は、着く前に追加しておきましょう。
WeChat Payを設定しなくても、メッセージは使えます。ホストから「WeChat Payで」と頼まれない限り、支払いはアリペイで十分です。
🟡 Pleco — 中国語辞書
理由: オフラインで使える中国語辞書としては一番です。ネットがなくても、カメラを中国語(メニュー、看板、ラベル)に向けるだけでその場で訳してくれます。
無料版で大丈夫です。Basicアドオン($10)を買うと単語カードなどの機能が増えますが、旅行者に必要なことは無料版でほぼ足ります。
🟡 Google翻訳・Apple翻訳 — 中国で使える翻訳アプリ(オフライン)
どちらもカメラ翻訳があり、メニューや看板に使えます。Plecoと並んで、中国旅行の翻訳アプリはこの組み合わせで十分です。
- Google翻訳: 中国に入る前に、オフライン用の中国語の言語パックをダウンロードしておきます(Googleはブロックされています)
- Apple翻訳: オフラインで使えます。「設定」→「翻訳」で中国語の言語パックをダウンロードしておきます
🟡 Wise / Revolut — 両替レートを抑える
深圳のATMで現金を引き出すつもりなら、WiseかRevolutのカードを使えば海外事務手数料を避けられます。日本で設定して少し入金し、ATM用のカードとして持っていきましょう。
旅の内容しだいで入れるアプリ
🟢 美団(Meituan)— フードデリバリー
中国で一番使われているフードデリバリーアプリで、ほぼすべての飲食店が載っています。単体のアプリは+86の番号があれば便利ですが、旅行者はまずWeChatかアリペイの中のミニプログラムを試してください。現地アカウントの本格的な設定という壁を越えずに済むことがあります。
予備の手として、アリペイの中で「淘宝闪购」か「饿了么」を検索するか、ホテルのコンシェルジュに注文を頼む方法もあります。注文の仕方と何を食べるかは深圳で何を食べるかに、クーポンや行列の話は大衆点評と美団のガイドにまとめています。
🟢 DiDi International と DiDi 中国本土版
DiDiには2つのバージョンがあります。International(旅行者向け、英語表示、海外カードで支払い)と、中国本土版(中国語表示、現地の人向け)です。
ダウンロードするのはDiDi Internationalです。海外からの旅行者向けに作られています。
🟢 Trip.com(携程)— 英語で使える中国の鉄道アプリ
深圳から広州などほかの都市にも行くなら、列車のチケットが必要です。Trip.com(携程の海外版)なら高速鉄道を英語で予約できます。中国語しかない公式の12306アプリよりずっと簡単です。
まとめ:中国に行く前に入れるアプリ
国境を越える前に必ず: 支払いのアリペイ、ブロックされたサイト用のVPN、ナビの高徳地図、配車のDiDi International。
あと5分あれば: メッセージのWeChat、オフラインで中国語を調べるPleco、中国語パックをダウンロードしたGoogle翻訳かApple翻訳。
旅の内容によって: ATMの予備にWiseかRevolut、中国の電話番号か現地の手助けがあるなら美団、深圳の外へ高速鉄道で行くならTrip.com。
旅行者向けの道具をもっと広く(地図、公式の情報源、コミュニティ、私がブックマークしておくもの)知りたいなら、リソースページをどうぞ。
入れなくていいアプリ(現地の人は使っていても)
- 百度地図 — 中国語のみ。外国からの旅行者には、たいてい高徳地図のほうが使いやすいです。
- QQ — 旅行者が触れる場面は、ほぼすべてWeChatに置き換わりました。
- 12306 — 現地の人が鉄道を予約するには便利ですが、英語ならTrip.comのほうが簡単です。
- 淘宝(タオバオ) — 旅行で来ているのであって、城中村の受け取りロッカーで荷物を受け取りたいわけではないですよね。
- 小紅書(RED) — 中国語のSNS検索には便利ですが、初日を乗り切るためのアプリではありません。
スマホの準備ができたら
アリペイ、VPN、高徳地図、DiDiに本当にログインできたら、アプリをいじるのはやめて、時間を軸に旅を組み立てましょう。深圳は1日、2日、3日のどれがいいか迷っているなら、次は深圳の旅程を見てください。答えを先に言うと、初めてならたいてい2日、香港から越境するだけなら1日、東の海沿いまでゆっくり回りたいなら3日です。
中国で使えないアプリ:Androidの注意点
ブロックされたアプリで一番困るのはAndroidです:
- Google Playはブロックされています — 中国に入ってからは新しいアプリをダウンロードできません
- 普段使っているGoogleのアプリ(マップ、翻訳など)は出発前にすべてダウンロードしておきます。中国では更新されませんが、問題なく動きます
- 中国で売られている一部のスマホ(Huawei)にはGoogleのサービスが入っていませんが、自分のスマホを持っていくなら関係ありません
- 入れ忘れたら:ホテルでWiFiのパスワードを聞き、VPNを使ってPlayストアにつないでください
iPhoneの注意点
- 中国のApp Storeにあるアプリなら、中国国内でもApp Storeからダウンロードできます
- 一部のアプリ(多くのVPN、一部のGoogleアプリ)は中国のApp Storeにありません
- Apple IDが中国のApp Storeアカウントに紐づいていると、海外のアプリの一部が表示されません
- 日本のApple IDを使ってください。 アプリに勧められたからといって、中国のApple IDに切り替えないでください
- 中国に入る前にiCloudプライベートリレーをオフにしておきましょう。位置情報を確認するアプリの邪魔になることがあります
よくある質問
中国に行く前に入れるべきアプリは?
国境を越える前に4つです。支払いのアリペイ(深圳はほぼキャッシュレス)、VPNアプリ(Google、WhatsApp、Instagram、YouTubeはブロックされています)、地図の高徳地図(Googleマップは現地のナビとして当てになりません)、そして地下鉄で足りないときの配車アプリDiDi International。中国の知り合いがいるならWeChatも入れておきましょう。ただ、初日に困るのはWeChatではありません。
中国でLINEみたいなアプリは何を使う?
WeChat(微信)です。中国の知り合い、ホテル、レストランはほぼ確実にWeChatを使っています。WhatsAppは中国に入った瞬間にブロックされるので、VPN越しでしか使えません。WeChat Payを設定しなくても、メッセージだけなら使えます。
中国で使えないアプリは?
Google(Google Playを含む)、WhatsApp、Instagram、YouTubeがブロックされていて、アプリの公式サイトの多くも開けません。だからアプリはすべて日本のネット環境でダウンロードしてログインまで済ませておきます。20分ほどの作業で、現地での何時間ものイライラを防げます。
中国で使える翻訳アプリは?
単語ならPlecoです。オフラインで使える中国語辞書としては一番で、カメラをかざせばメニューや看板、ラベルをネットなしで読めます。文章の翻訳はGoogle翻訳かApple翻訳を使い、中国語の言語パックを出発前にダウンロードしておいてください。中国ではGoogleがブロックされています。
深圳でWeChat Payは必要?
必須ではありません。日本のカードを登録したアリペイのほうが設定が簡単で、ほとんどの場所で使えます。外国人のWeChat Payは、フルに使うには中国の電話番号が必要で、設定も複雑です。まずはアリペイから。支払いの大半はそれで足ります。
深圳でUberやGoogleマップは使える?
深圳で使う配車アプリはUberではなくDiDiです。GoogleマップはVPNや海外経由のeSIMで開けることもありますが、現地のナビとしては頼りにできません。ルート検索には高徳地図(Amap Global)を入れ、どちらも日本でダウンロードしておきましょう。
iPhoneは深圳で普通に使える?
本体は問題なく動きます。中国国内でどのアプリをダウンロードできるかは、App Storeアカウントの国・地域で決まります。この記事のアプリはほとんど日本など中国以外のApp Storeアカウントで入手できます。中国に入る前にiCloudプライベートリレーをオフにしてください。位置情報を確認するアプリの邪魔になることがあります。
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2026年6月17日
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2026年10月15日
初回公開
2026年10月15日
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