最終確認 2026年6月17日 · 約26分で読めます
結論
深センのテック名所のうち、DJI旗艦店、ドローン配達、華強北は外国人でもそのまま行けます。ロボタクシーは中国の電話番号が必要です。テンセントやBYDの本社は個人では見学できないので、評判に振り回されないでください。
- そのまま入れる一番の場所: OCTハーバーのDJI旗艦店は4,000平方メートルで、屋内のケージでドローンを飛ばせて、FPVのレースコースもあります。入場無料、予約不要。月〜木10時〜22時、金〜日10時〜22時30分。
- ドローン配達: 人才公園や蓮花山公園などで、美団(Meituan)からコーヒーを注文すると、4〜10分でドローンがロッカーに届けます。配送料は別に3〜5元。
- ロボタクシー: 南山区でPonyPilot+とBaidu Apollo Goが走っています。料金は10〜30元ですが、どちらも登録に中国の電話番号が必要です。
- 華強北: 世界最大の電子部品・電気街。平日の朝に行き、賽格広場ともう1棟に絞れば十分です。
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深センは何がすごいのか。南山区では運転手のいないロボタクシーが走り、公園ではドローンがコーヒーを届け、世界最大のDJIストアでは店内でドローンを飛ばせます。このガイドでは、深圳(深セン)のテック名所を「外国人がそのまま入れるか」で分け、1日で回れる順番に並べました。
中国・深センが「やばい」と言われる理由と、行く前に知っておきたい現実
日本のメディアでは深センはよく「アジアのシリコンバレー」と呼ばれ、「深センすごい」はもう決まり文句です。実際に行ってみると、その評判はだいたい当たっています。ロボタクシーは南山の渋滞の中を自分で走り、ドローンは公園のロッカーにコーヒーを落とし、Bambu Labのショールームでは目の前で3Dプリンターが動いています。華強北に比べると、秋葉原がこぢんまりして見えるほどです。
ただ、勢いのあるテック系の記事が書かないことがあります。外国人が全部に入れるわけではありません。 中国の電話番号がないと使えないものがあり、地元の友人の助けがいるものがあり、どのまとめ記事にも出てくるテンセントやBYDの本社見学のように、個人ではそもそも入れないものもあります。
このガイドでは、それぞれの場所を外国人がどれだけ入りやすいかで分けています。最後の1日モデルコースは場所の順に並べたので、端から端まで80kmある街を行ったり来たりせずに済みます。
こういうものを見るために深センまで来た人なら、きっととても楽しい1日になります。
南山区のテック回廊:最初に行くならここ
話題のテック体験の多くは南山区、それも深圳湾からOCT(華僑城)にかけての海沿いに集まっています。テック回廊は南山区から福田区まで続いていて、二つをつなぐ地下鉄の路線は深センの交通ガイドにまとめています。DJI、Bambu Lab、INNO100、Xiaomiは、午後に歩いて全部回れます。
深センのDJI旗艦店:OCTハーバー
世界最大のDJIストアです。OCTハーバー(歓楽海岸)の中にあり、2フロアで4,000平方メートルあります。
棚に商品が並ぶ普通の売り場ではなく、テクノロジーの遊び場です。屋内の飛行ケージではMavicを自分で操縦でき、FPVゴーグルを着けて回るレースコースもあります。Osmoのカメラ、Roninのジンバル、農業用ドローン、新しい配送用ドローンまで、全製品ラインに触れるコーナーがあります。RoboMasterのロボットは、ドローンに興味がない人でも素直に楽しめます。
基本情報:
- 場所:南山区 OCTハーバー(深圳市南山区欢乐海岸)
- 地下鉄:9号線「深圳湾公园(深圳湾公園)」駅 E出口、そこから徒歩10分
- 営業時間:月〜木 10:00〜22:00、金〜日 10:00〜22:30
- 料金:入場無料。商品は定価販売で、モデルによっては海外より少し安め
- 外国人の入りやすさ:まったく問題ありません。英語の案内があり、少し英語を話せるスタッフもいて、予約も不要です。入って、飛ばして、帰るだけです
2階にはプロ向けのシネマ機材と農業用ドローンがあります。ほとんどの人は素通りしますが、映像機材が好きなら階段を上がる価値があります。1階のRoboMasterのアリーナは週末の16時以降に混むので、早めの時間に行ってください。
Bambu Labのショールーム:深圳湾万象城(MixC)
Bambu Labの実店舗で、ショッピングモールの万象城(MixC)2期に入っています。244平方メートルの店内で3Dプリンターが実際に動いています。
A1 Mini、X1 Carbon、多色印刷のAMSまで、ラインナップ全部が同時に稼働しています。造形の様子をその場で見て、できあがった作品を手に取り、設定のことをスタッフに聞けます。Bambu Labのユーザーなら聖地巡礼です。そうでなくても、この速さで動く機械を見るだけで十分におもしろいです。
基本情報:
- 場所:深圳湾万象城2期 B1階 BB131〜133(深圳湾万象城二期)
- 地下鉄:2号線・11号線「后海(後海)」駅、モールまで徒歩5分
- 営業時間:10:00〜22:00(週末は22:30まで)
- 料金:無料
- 電話:180-2545-2677
- 外国人の入りやすさ:問題ありません。小さな店で英語はあまり通じないかもしれませんが、プリンターを見れば伝わります
同じ万象城の中には大きなXiaomiの店とフードコートがあり、外に出ればすぐ深圳湾の海沿いの公園です。まとめて回ってください。
INNO100:KickstarterとIndiegogoの製品を手に取れる店

ここは意外に感じる人が多い店です。INNO100はKickstarterとIndiegogoの公認の販売スペースで、ふだんはキャンペーンページでしか見られないクラウドファンディング発のスタートアップ製品が、動く状態で棚に並び、実際に触れます。
深圳湾文化広場の中にあり、2025年11月にオープンしました。品ぞろえは入れ替わりますが、スマートホーム機器、持ち運べるガジェット、クリエイター向けの道具など、クラウドファンディングで当たりやすい、変わっているけれどよく考えられたハードウェアが並びます。まだ普通の小売店では買えないものも置いています。
基本情報:
- 場所:南山区 深圳湾文化広場(深圳湾文化广场)
- 地下鉄:後海駅の近く(万象城と同じエリア)
- 料金:入場無料。商品は購入できます
- 外国人の入りやすさ:問題ありません。ほとんどの商品に英語の説明があります。スタッフの英語は限られますが、商品を見れば使い方はわかります
文化広場の建物自体も建築としておもしろいので、品ぞろえがぴんと来なくても、外をひと回りしてみてください。
Xiaomi:世界最大のMi Home

写真:Billingyin FlyingThree300, Wikimedia Commons、CC0。
Xiaomiは2025年半ばに南山区に新しい国際本社を開き、その1階が世界最大のMi Homeになっています。スマホ、タブレット、ロボット掃除機、電動スクーター、スマートホーム機器、そしてSU7(そう、あの車です)まで、Xiaomiの製品が一つの大きな空間にそろっています。
もう少し絞った品ぞろえで見たいなら、ショッピングモールの万象天地(MixC World)にも旗艦店があります。
基本情報:
- 場所:南山区 Xiaomi国際本社/南山区 万象天地(MixC World)
- 料金:入場無料
- 外国人の入りやすさ:とても入りやすいです。Xiaomiは昔から英語表記がしっかりしていて、本社の店は海外からの客を想定して作られています
車を買う予定がなくても、SU7の展示は見る価値があります。Xiaomiのハードウェアは一つの部屋で全部並ぶと本当に見ごたえがあります。すごいのは個々の製品より、機器どうしがつながっていることです。
深センのロボット体験①:ロボタクシーは外国人も乗れる?

写真:S5A-0043, Wikimedia Commons、CC BY 4.0。
自動運転のロボタクシー(無人タクシー)は本当に深センで営業しています。南山区で走っているのは二つです。
PonyPilot+(Pony.ai)は、見かける機会が多いほうです。Pony.aiは2025年の終わりから深セン全域での完全無人の商用許可を持っていて、目玉は前の席が空っぽの乗車です。安全のための運転手も、控えの人もいません。ただ、車種や走るエリアはアプリ上で変わるので、午後の予定を全部これに賭ける前に、何が使えるか確認してください。
Baidu Apollo Goは同じ仕組みのサービスですが、旅行者にとっては台数が少なく、状況も変わりやすい選択肢です。PonyPilot+で使えるルートが出ないときの予備と考えてください。
外国人にとっての壁
問題はここです。どちらのサービスも登録に中国の電話番号が必要です。 アプリでSMS認証があり、海外の番号では通りません。
現地のSIMがある場合(ロボタクシーに乗りたいなら用意しておくべきです。中国の電話番号ガイドを見てください):中国のApp StoreからPonyPilot+をダウンロードするか、見かけたPony.aiの車に貼ってあるQRコードを読み取ります。登録は5分ほどです。料金は距離によっておよそ10〜30元です。
登録ができない場合は、運営会社の最新の乗車ルールを確認してください。他人の予約やアカウントで自分が乗れるとは考えないでください。現地SIMの選び方は中国の電話番号ガイドで説明しています。
実際に乗ってみると
車は……普通に走ります。それがかえって不思議な感覚です。車線変更も信号も、6車線を横切る歩行者も、電動バイクのいつもの動きもこなします。ハンドルは勝手に回り、画面には車が見ている周りの車、自転車、歩行者、カラーコーンがリアルタイムの3Dマップで映ります。
誰もが写真を撮るのは空っぽの運転席です。でも記憶に残るのは、前に誰も座っていない車が深センの普通の交通の中を走っていく、そのことのほうです。
走るエリア:主に南山区(後海、深圳湾、前海の一部)。人才公園やテック回廊のあたりのルートが一番景色を楽しめます。
最初の1回はタイムトラベルのように感じます。3回目には、少し退屈なタクシーになっています。この慣れの速さこそ、深センのテクノロジーの本当の話です。
ドローン配達:空からコーヒーが届く
美団(Meituan)は、深センのいくつもの公園や住宅地で商用のドローン配達をしています。アプリでミルクティーやコーヒーを注文し、ドローン配達を選ぶと、4〜10分後にドローンが受け取りステーションに着陸し、注文した品をロッカーに入れていきます。
頼み方
- 美団のアプリを開く
- ドローン配達に対応した公園の近くの店を探す
- 支払い画面でドローン配達を選ぶ(「小飞机配送」などのアイコン)
- 支払う(海外カードを紐づけたAlipayかWeChat Payで払えます)
- 公園の指定の受け取りステーションまで歩く
- 注文画面のコードを入力してロッカーを開ける
ドローン配達に対応した公園(2026年初めの時点):蓮花山公園(莲花山)、人才公園(人才公园)、深圳湾公園(深圳湾公园)、OCT周辺の公園、福田CBDの一部。
料金:ドローンの配送料は注文代金とは別にふつう3〜5元。コーヒー1杯なら合計20〜30元ほどです。
実際の様子
ドローンは速く飛んできて、着陸台の真上でぴたりと速度を落とし、ケーブルで箱を下ろして飛び去っていきます。受け取り地点にいるのはせいぜい15秒ほど。おかしいくらい効率がよく、見ていて素直に楽しいです。初めてならなおさらです。
受け取りステーションは、上に着陸台がついた大きめの宅配ロッカーのような見た目です。隠れた場所ではなく、公園の開けたところにあるので、ドローンが行き来するのを眺められます。
一番のおすすめは、人才公園にコーヒーをドローンで届けてもらい、海沿いに座って、自分の分とほかのドローンが飛び回るのを眺めることです。混んでいる午後なら、3〜4機が同時に飛んでいるのが見えます。Bambu LabとINNO100も同じ深圳湾エリアなので、歩いて組み合わせてください。
華強北(ファーチャンベイ):電気街の総本山
深センで一つだけ名前を聞いたことがあるとしたら、たぶん華強北(华强北)です。世界最大の電子部品・電気街で、何棟もの高層ビルに何千もの店が入り、iPhoneの画面からLEDテープ、オーダーメイドの基板、ドローン、存在すら知らなかった部品まで売っています。
主なビル
賽格広場(SEGプラザ、赛格广场):一番背の高いビルです。下の階はスマホの修理部品、アクセサリー、完成品の電子機器が中心で、上の階に行くほど部品とB2B向けになります。
華強電子世界(华强电子世界):4フロアにわたって部品、開発ボード、工具が並ぶ、ハードウェアエンジニアが夢中になるビルです。本気のメイカーはここで買います。
明通数碼城(明通数码城):スマホ、タブレット、スマホケース、アクセサリーを卸値で売っています。スマホケースの品数だけでも圧倒されます。
外国人が回るときのコツ
華強北は圧倒されがちです。こう回ってください。
- 平日の朝に行く:週末は国内のバイヤーとツアー客でいっぱいです
- 全部回ろうとせず、ビルを絞る:賽格広場ともう1棟で十分です
- 値段交渉は数をまとめて買うときは当たり前ですが、表示価格で1個買うならほとんどしません
- 賽格広場の地下のフードコートはそこそこおいしくて安いので、休憩にちょうどいいです
- 毎日7,000人以上の海外バイヤーが来るので、主なビルの店は外国人に慣れています。「何個?いくら?」くらいの商売の英語を話す人も多いです
- 地下鉄は2号線か7号線で華強北駅へ。降りればすぐ電気街の真ん中です
雰囲気はこの数年で変わりました。「偽物のiPhoneの市場」から、「世界のハードウェア供給網の中枢」へ。今も残っているのは、輸出、試作、少量生産など、本当に商売をしている店です。観光客向けの店はほとんどネットに移りました。
基本情報:
- 場所:福田区 華強北路一帯
- 地下鉄:2号線・7号線「华强北(華強北)」駅
- 営業時間:多くのビルは10:00〜18:00(17:00に閉める店もあります)
- 料金:見るだけなら無料。小さな店ではモバイル決済が使えないこともあるので、少額の買い物用に現金を持っていってください
深センのロボット体験②:ロボット犬の店

写真:Stometa。
深センには、ロボット犬と遊べて、そのまま買える店があります。5年前なら冗談に聞こえたはずです。
Robot 6S Storeは、龍崗区の星河WORLD・CoCo Parkに入っていて、旅行者に一番入りやすい店です。Unitree Go2をはじめ、中国製の四足歩行ロボットが何ブランドも並びます。自分で操作したり、デモを見たりでき、一般向けモデルは9,999元くらいから買えます。68元でロボットと一定時間遊べる体験もあります。
EngineAIは福田区の深業上城(Upper Hills)にショールームがあります。ヒューマノイドロボットとロボット犬を作っている会社です。B2B向けの色が強いですが、見学者も歓迎されます。
基本情報:
- Robot 6S Store:龍崗区 星河WORLD・CoCo Park。地下鉄3号線の龍城(ロンチェン)駅
- EngineAI:福田区 深業上城(深业上城)。地下鉄1号線・7号線
- 料金:見るだけなら無料。Robot 6S Storeのロボット体験は68元
- 外国人の入りやすさ:ロボットは何語を話していても気にしません
龍崗は南山のテック回廊から遠く、地下鉄で45分ほどかかります。ロボット犬が特に好きな人だけ行けば十分です。ちょっと見たいだけなら、DJIの店にRoboMasterのロボットが展示されていることもあります。
深圳科学技術館:新しくできたほう

写真:Stometa。
中心部にある古い科学館ではありません。光明区にできた巨大な新館で、設計はザハ・ハディド・アーキテクツ、2025年5月に開館しました。建物そのものが最初の展示で、別の星から降りてきたような、流れるような白い建物です。
いくつものテーマ別ホールに、950以上の体験型展示があります。AI、宇宙技術、材料科学、バイオテクノロジーに力が入っています。見せ方のレベルが高く、説明板が並ぶほこりっぽい博物館ではありません。チームラボとエクスプロラトリアムの間のようなところです。
基本情報:
- 場所:光明区(光明区)
- 地下鉄:6号線「光明大街」駅、そこから少し歩くかバス
- 営業時間:月曜休館。火〜日 10:00〜17:00(最終入場16:00)
- 料金:50元(WeChatの公式アカウントでオンライン予約。外国人にはここが少しやっかいです)
- 所要時間:しっかり見るなら最低3〜4時間
- 外国人の入りやすさ:おおむね大丈夫です。予約にWeChatが必要ですが、すでに入れているはずです。英語の表示はある展示とない展示がありますが、体験型の展示は見ればわかるので、言葉はあまり問題になりません
光明までは深セン中心部から40〜60分かかります。1日かけて行くなら光明農場と組み合わせてください。最先端の科学館とのどかな農地が並んでいるのは、とても深センらしい光景です。
福田のライトショー:無料で見られる

写真:club.huawei.com。
わざわざ見に行く前に、市民中心のライトショーの最新のお知らせを確認してください。開催される日は、広場を囲むビルが一つの大きなLEDの画面になります。40棟以上の高層ビルの外壁が同期して光り、アニメーションや色の変化、祭りやイベントに合わせた演出もあります。
無料で迫力がありますが、少しだけ確認が必要です。連休明けの通常スケジュールは公式には確定していません。行く前に深センのライトショーガイドで最新の開催日と予約の状況を見てください。
基本情報:
- 場所:福田区 市民中心一帯(市民中心)
- 地下鉄:2号線・4号線「市民中心」駅
- 開始時刻:
- 冬(11月〜3月):19:00、20:00、21:00
- 春と秋(4月〜10月):19:30、20:30、21:30
- 1回およそ15分
- 見る場所:近くで見るなら市民中心広場(予約枠があるときは予約が必要)。少年宮側からなら予約なしでほとんどの演出が見えます。最新のルールは深センのライトショーガイドを見てください
- 料金:無料。予約枠があるときは市民中心広場に予約が必要です
- 出典:EyeShenzhen, 19 September 2024
華強北の締めくくりにちょうどいい場所です。市民中心は華強北駅から地下鉄で2駅。午後に電気街を回り、福田で夕食をとってから、ライトショーを見てください。
見学できない場所:BYDやテンセントの本社・工場見学
「深センのテックツアー」の記事にはどれにも出てきますが、実際に入れるかどうかを正直に書いておきます。
テンセント本社(Seafront Towers):個人では見学できません。団体の見学はビジネス上のつながりや手配された団体ツアーを通してなら組めますが、ふらっと入ることはできません。建物は外から見るだけでも見ごたえがあります。空中の連絡通路でつながった2棟のタワーは、深センを代表するシルエットです。深圳湾公園から写真を撮って、次に向かいましょう。
BYDの本社と工場:こちらも同じで、企業の視察団や手配された団体だけです。ショッピングモール(MixCがおすすめ)にはBYDのショールームがあって車を見られますが、ブロガーが紹介する工場見学には企業レベルの手配が必要です。深センで企業見学や工場の視察をしたいビジネス目的の人も、個人旅行の延長では入れないと考えてください。
ファーウェイのOx Hornキャンパス(東莞・松山湖):そもそも深センではなく、45分ほど離れた東莞にあります。そして見学はできません。キャンパスはとても美しいのですが、一般には公開されていません。
代わりに行けるところ:DJI旗艦店(本当に入れます)、Xiaomi本社のストア(本当に入れます)、Bambu Labのショールーム(本当に入れます)。企業の受付を通らなくても、「中国のテック企業の本拠地」を十分に感じられます。
深センのテック名所を1日で回るモデルコース
場所の順に一直線に進むので、街を引き返さずに済みます。ガジェットが目的の半分くらいなら、深センのショッピングガイドを見て、ファッションなら南油、安い店と屋台なら東門、高級ブランドなら万象城(MixC)に入れ替えてください。
午前:南山区のテック回廊(4時間)
- DJI旗艦店(OCTハーバー)からスタート。10時の開店に合わせて着き、60〜90分
- 地下鉄で後海へ移動し、万象城2期のBambu Labまで歩く。30分
- 深圳湾文化広場のINNO100まで歩く。30分
- 万象天地(MixC World)か本社ストアのXiaomi Mi Home。30分
- 昼食は万象城のフードコートか深圳湾エリアのレストランで
午後:福田の電気街(3時間) 6. 地下鉄で華強北へ移動して華強北(賽格広場ともう1棟)。2時間 7. 歩くか地下鉄で市民中心エリアへ移動して、福田で早めの夕食
夜:ライトショー(1時間) 8. 福田のライトショー:まず、その日に開催が確定しているか確認してください。予約枠があるときは市民中心広場は予約が必要です。深センのライトショーガイドに書いたWeChatのサービスで予約するか、予約できなければ少年宮側から見てください。公表されている季節の開始時刻は11月〜3月が19:00、4月〜10月が19:30ですが、連休明けの通常スケジュールは確定したものと考えないでください。
追加するなら:
- 南山区でロボタクシーに乗る(中国の電話番号がある場合)。DJIとBambu Labの間に入れてください
- 人才公園にドローン配達を頼む。Bambu LabからINNO100へ歩く途中で注文してください
- 光明区の科学技術館。これは別に半日が必要です
使う地下鉄の路線:9号線(DJI)、2号線・11号線(後海・万象城)、2号線・7号線(華強北)、2号線・4号線(市民中心)。深センの地下鉄カードかAlipayの交通コードを用意しておいてください。
英語ガイド付きのツアーにしたい場合
店を見て回るのが主な目的なら、上のコースを自分で回れば十分です。ドローン配達や自動運転の体験に手助けがほしいなら、KlookのShenzhen Robotics & AI tourに、英語ガイドが付く3時間のPackage Aがあります(2名から予約できます)。このページにはロボット中心のパッケージや、もっと長いプライベートツアーもあるので、払う前に実際の行程を確認してください。
集合場所は選んだパッケージごとに運営会社に確認してください。ページ内のセクションによって書かれている場所が違います。料金は日付と人数を選んだあとの合計で確かめてください。これはテック体験のツアーで、華強北で仕入れをするためのガイドの代わりにはなりません。
誰も教えてくれない実用情報
言葉:DJIとXiaomi以外では、英語はほとんど通じないと思ってください。華強北の店の人は数と値段の商売の英語は話しますが、それ以上は期待できません。翻訳アプリをすぐ使えるようにしておきましょう。設定は必須アプリのガイドにあります。
ネット:Googleマップ、ドローン配達のインスタのストーリー、そのほかほとんど全部にVPNが必要です。着く前にインストールしておいてください。VPNの設定ガイド。
支払い:ほとんどの場所は海外カードを紐づけたAlipayとWeChat Payで払えます。華強北の小さな店では、ときどき現金が必要です。支払い設定のガイド。
写真:公共の場所や店、華強北で写真を撮っても誰も気にしません(ポーズしてくれる店の人もいます)。保安検査場、警察、軍事エリアは撮らないでください。買ったばかりのDJIのドローンは、飛行禁止エリアを確認せずに飛ばさないでください。深セン中心部の大半は飛行が制限された空域です。
おすすめの曜日:華強北とDJIは平日のほうがずっと空いています。テック回廊と華強北は平日に回し、ライトショーの最新のスケジュールは別に確認してください。
関連ガイド
- 支払いの設定:このコースの大半は、Alipayが使える状態でないと始まりません
- 必須アプリ:美団(ドローン配達)、翻訳アプリ、地下鉄の支払い
- VPNガイド:国境を越えた瞬間に、グレート・ファイアウォールでGoogleマップとインスタが使えなくなります
- 文化ガイド:テックの外の深セン(人混み、視線、トイレ)
- 中国の電話番号ガイド:使いたいサービスにSMS認証が必要なら、+86の選択肢を確認
- 深センの食べ方ガイド:テック巡りの合間の腹ごしらえに
よくある質問
深センは何がすごい?
南山区では運転手のいないロボタクシーが普通に走り、公園ではドローンがコーヒーをロッカーまで届けます。世界最大のDJIストアでは店内でドローンを飛ばせて、華強北は世界最大の電子部品街です。DJI旗艦店、ドローン配達、華強北は外国人でもそのまま行けますが、ロボタクシーは中国の電話番号が必要で、テンセントやBYDの本社は個人では見学できません。
深センのロボタクシーに外国人は乗れる?
乗れますが、PonyPilot+もBaidu Apollo GoもSMS認証があり、登録には中国の電話番号が必要です。Pony.aiは深セン全域での完全無人の商用許可を持っていますが、走るエリアや車種は日によって変わります。登録できない場合は運営会社の最新の乗車ルールを確認してください。他人のアカウントや予約で乗れるとは考えないでください。
BYDやテンセントの本社は見学できる?
個人では見学できません。どちらも企業の視察団や手配された団体向けで、ブロガーが紹介するBYDの工場見学も企業レベルの手配が必要です。BYDの車はMixCなどのショッピングモールのショールームで見られます。テンセント本社は深圳湾公園から外観の写真を撮るくらいにして、代わりにDJI旗艦店、Xiaomi本社のストア、Bambu Labのショールームに行くのがおすすめです。
ドローン配達は旅行者でも頼める?
頼めます。美団(Meituan)で人才公園や蓮花山公園などの近くにあるドローン配達対応の店から注文し、支払い画面でドローン配達を選びます。海外カードを紐づけたAlipayかWeChat Payで払えます。4〜10分ほどで公園の受け取りロッカーに届き、配送料は3〜5元ほどです。決済の設定が済んでいれば問題なく使えます。
深センのDJI旗艦店は行く価値がある?
あります。南山区のOCTハーバー(歓楽海岸)にあるDJI旗艦店は2フロアで4,000平方メートル、世界最大のDJIストアです。屋内のケージでドローンを操縦でき、FPVゴーグルのレースコースやOsmo、Roninの体験コーナーもあります。入場無料で予約は不要です。営業は月〜木が10時〜22時、金〜日が10時〜22時30分です。
華強北とは?行く価値はある?
福田区にある世界最大の電子部品・電気街で、何棟もの高層ビルにスマホ部品からLEDテープ、ドローンまでが並びます。中心は賽格広場(SEGプラザ)と華強電子世界です。何も買わなくても、その規模と熱気は見る価値があります。土曜はかなり混むので、平日の朝、特に火〜木の10時〜正午がおすすめです。多くのビルは毎日10時〜18時の営業で、日曜は早めに閉める小さな店もあります。
深センでDJIのドローンを買って日本に持ち帰れる?
持ち帰れます。DJI旗艦店は中国の小売価格で、モデルによっては海外より安く買えます。本体は預け荷物に入れ、バッテリーは外して機内持ち込みにしてください。一般向けドローンに輸出規制はありません。ただし深セン中心部の大半は飛行禁止空域なので、買ったその場で飛ばす前に必ず確認してください。
華強北へは地下鉄でどう行く?
2号線か7号線の華強北駅で降りれば電気街の真ん中です。1号線の華強路駅A出口からも歩けて、賽格広場と華強電子世界はどちらも徒歩2分ほどです。
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事実確認
2026年6月17日
内容の更新
2026年10月15日
初回公開
2026年10月15日
次回の見直し予定
2026年9月15日
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